2024年6月20日に東京都知事選は告示され、立候補者数が過去最多の56人となりました。
そこで問題になっているのが選挙ポスターの掲示板枠不足でした。
一部の候補者にはクリアファイルで対応される前代未聞の事件が起きています。
一方で候補者でもない人や動物のポスターがズラリと貼られる掲示板ジャックが発生しています。
なぜ、掲示板枠不足なのに掲示板ジャックされるのか調べてみました。
都知事選で選挙ポスターがクリアファイル対応される!
2024年6月20日に東京都知事選は告示され、立候補者数が過去最多の56人となりました。
設置されているポスター掲示板の枠は48番までしかありません。
49番目以降の候補者は、市販のクリアファイルでポスターを掲げる対応となりました。
貼り方としては、ファイルを2枚ほど重ねてポスターを入れて、雨よけの透明ビニール袋に入れます。
それを掲示板の外側に候補者自身が画びょうやホチキスなどで固定してもらうというものでした。
選挙ポスターがクリアファイルな理由はなぜ?
今回の都知事選では、候補者数が過去最多の56人を記録しています。
過去最多の候補者数となった背景について、売名やビジネス目的で立候補した人が多数いることも大きな要因だとされています。
「NHKから国民を守る党」は、今回の選挙で、19人の公認候補と関連団体の5人を含め24人を擁立されています。
その多くの方が、選挙を売名やビジネスの場と考えています。
不公平・かわいそうと話題に
これについてSNSでは
雨に濡れたり、風に飛ばされたり何よりペラペラとしていて見にくいです。
これに対して、不公平すぎるかわいそうだと言う意見が多数みられました。
東京都知事選で掲示板ジャックが多発!
一方で選挙ポスターの掲示板では、異例な光景が起きていました。
48人分のスペースのうち半分に、立候補していない人の写真や、動物の写真が掲示されていました。
これは、政治団体「NHKから国民を守る党」の党首・立花孝志氏によるものでした。
立花氏によると「“ポスター掲示場をジャックせよ”、というのでやっていますね」とコメントしています。
N党に寄付金2万5千円以上を収めた人が都内約1万4000カ所にあるポスター掲示板のうち1カ所に独自に作成したポスターを最大24枚貼れるという活動をおこなっています。
これまでに1000~1500カ所程度が売却済みとなっていて寄付金総額は1000万円程度とされています。
掲示板ジャックされるのはなぜ?
こちらも「NHKから国民を守る党」が、関連していました。
ポスターの設置番号と届け出順は、抽選で決まります。
しかし、N党団体はあえて抽選に参加せずその後先着順となる仕組みを利用して一気に届け出をだしました。
これにより、掲示板の一部エリアに同団体立候補者らのポスターを連続して並べることができました。
掲示板ジャックされた枠は、この24人の届け出番号と一致していて、この方々自身のポスターを貼らずに、その場所を販売していたのです。
立花氏は、ポスター掲示板の存在意義に疑問を呈し、「これで掲示板をなくせるし、無駄なことを終わらせられる」とコメントしています。
選挙ポスターはいらないとの声多数!
SNS上で選挙ポスター、掲示板いらないとの声を見てみましょう!
この令和の時代は、環境問題やデジタル化がたびたび話題になっています。
その中で選挙ポスターは必要ないという意見が多数みられました。
掲示板やポスターは選挙期間が終われば処分されます。
その処分代は税金から出ています。
選挙ポスターや掲示板が本当に必要なのか考えさせられますね。
まとめ
今回は、掲示板枠不足なのになぜ掲示板ジャックが起きているのかを調べてみました。
NHKから国民を守る党が擁立する過去最多の候補者による掲示板枠不足であり、その候補者たちがポスターを貼らずにポスター設置箇所を販売して起きている掲示板ジャックであることがわかりました。
このことで、選挙ポスターの掲示板が本当に必要なのか考えさせられましたね。
都知事選は7月7日に投開票されます。
まだまだ続く選挙活動一体どんなことが起きるのでしょうか?
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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