6月に作った方が多い梅シロップがそろそろ完成し始めた頃だと思います。
梅シロップを使って梅ジュースや梅ゼリー梅酒割など子供から大人まで楽しみにしていたことでしょう。
しかし、楽しみにしていた梅シロップがだんだん濁ってきたとの声が聞こえてきました。
原因は発酵のし過ぎなのでしょうか?飲んでも大丈夫なのかだめなのか
手作りの梅シロップの賞味期限はいつまでなのかまとめてみました。
梅シロップが濁ってきた!
SNSでは、梅シロップが濁ってきた方が続出しています。
濁って、泡が出ている方も
飲むのに抵抗がありますが濁った梅シロップは飲めるのでしょうか?
梅シロップ濁ってる原因と対処法は?
梅シロップが濁った原因は?
梅シロップが濁った原因は発酵でした。
梅や保存容器をキレイに消毒していても、梅に含まれている酵母菌が発酵し始めると、濁ったり、白い泡が出たりします。
さらに、気温が高かったり、涼しいところで保存していなかったりすると発酵が進んでしまいます。
発酵自体は、身体に害はないので飲んでも大丈夫です。
ただ、まれにカビが生えたり腐敗している場合もあるので注意が必要です。
見分けるポイントを紹介します。
発酵しているが飲める場合
- 泡が出ている
- 梅がふくらんでいる
- 白っぽく濁っているが味はおかしくない
- ビンを開けるとポン
- アルコール臭がする
ポイントは、匂いと味です。
アルコール臭がして味がおかしくなければ大丈夫です。
飲めない場合
- 梅シロップが濁って、味がおかしい
- 梅の実がドロドロになっている
- 梅の実にカビが生えている
- 梅シロップに白いものがふわふわ浮いている
この場合は、梅シロップは腐っています。
匂いは、刺激臭がして明らかに腐っているとわかります。
残念ですが飲まずに廃棄しましょう。
発酵したときの対処法は?
まず、発酵するとアルコール成分が含まれているため、妊婦さんや子どもは注意が必要です。
アルコールが苦手な方や発酵を止めたい方は、シロップを加熱処理することでアルコール分が飛び発酵を止めることもできます。
- 梅とシロップを分けます。
- シロップだけを鍋に入れ、沸騰しないように弱火で加熱します。(60度~70度程度)
- アクを取りながら煮ます(15分程度)
- シロップを冷まします。
- 殺菌消毒した容器にシロップと梅の実を戻します。
- 冷蔵庫で保存します。
手作りの賞味期限はいつ?
梅シロップはきちんと加熱殺菌した場合は、冷蔵庫保存で約一年もちます。
冷暗所で常温保存の場合は、1~2カ月を目安に飲み切るようにしましょう。
しかし、梅シロップを飲むために何度も瓶のフタを開けることによって、少なからず菌は瓶内に侵入してしまいます。
1ヶ月以上楽しみたい場合は、密閉容器に小分けにして、冷蔵庫で保存することをおすすめします。
まとめ
梅シロップの美味しい時期になりました。
梅シロップが濁った原因は発酵にありました。
発酵していても気にならない方はそのまま飲むことが出来ますが、腐っている場合は飲むのをやめましょう。
また、発酵した梅シロップの対処法も紹介しました。
手作りの梅シロップの賞味期限は冷蔵庫保存で1年です。
自分で作った梅シロップは格別に美味しいはずです!
美味しくお召し上がり下さい♪
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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